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「あらぐさ」の作業も、コロナ禍で大きく様変わりしました。仕事があることの日常がとても幸せな事だったと実感しています。落ち着いても今までとは違う形になるでしょう。
新しい作業のやり方・内容等を「なかま」を中心に再構築していかなければならないと思っています。
リサイクル班
缶は、地域の皆様が生活していれば変わりありません。必要なのはコロナ禍に合わせた対策です。マスクはほとんどの方が着用できるようになりました。手洗いも更にしっかりと行っています。厳格にできたのは、「なかま」達の協力あってこそです。
リサイクルは世界情勢に大きく左右されます。今回はどの回収品も最底値を記録。収入は大きく減少し、「なかまの工賃に関しても下方修正の形で見直さざるを得ない状況となってしまいました。今年の夏は厳しくなりそうです。
ブリヂストン班
コロナ禍で「ブリヂストンの生産ラインが止まり、作業量は従来の1~2割ほどに落ち込みました。マスクの着用や密を避けるため作業室では隣り合わせや対面を避けた座席配置に変更するなど、安全に配慮しながら現実と向き合ってきました。
「なかま」達にとっては堅苦しい決まりも増えましたが、協力し合ってやって来られたと感じています。
ウォーキングやレク等を取り入れ、体力作りも行ってきました。
まだ以前のような活動ではありませんが、少しずつ日常を取り戻しつつあります。
菓子班
販売先が皆無になり製造作業が出来ませんでした。
「お菓子を作りたいのに作業・販売に行けないのは、「なかま」達にとって辛いと思います。
その期間は翌日の仕事の予定が立てられず、不調になった「なかま」もいました。
作業ができない時間は、ウォーキングやレクレなども取り入れました。
普段の作業の中では見られない一面をこの期間でたくさん発見できました。
大変な状況でしたが一人ひとりの「なかま」とじっくり向き合えて良かったと感じています。
作業量が少ないので、6月の下旬から「なかま」の何人かを他班に分散して別な作業をしてもらっています。現在も販売の見通しは立っていません。
6,7月はお中元のクッキーで忙しいですが、これからはおそらく仕事がない不安定な状況です。
安定した菓子作業をみんなでできる日が来ますように願っています。
こぱん☆あらぐさ
衛生面を徹底しています。まだまだ仕事量は少ないですが、全員でパン作り喫茶室での販売を頑張っています。
「なかま」の中には、「自粛はいつ解除になりますか?」と一日中話す人や、ソワソワ落ち着かなく調子が悪くなる人、自粛で生活リズムが変わり元のペースに戻すことが大変な人…とさまざまですが、少しずつ元の生活やペースに戻ってきています。
これからのニーズに合うお客様に喜んでもらえるようなパン作り、お店作りをしていかなければならないと感じています。